らんちゅうについて

らんちゅうを購入してきたら

らんちゅうは急激な環境変化に弱い魚です。購入後にすぐに水槽や池に移すとらんちゅうの体調を崩してしまう恐れがあります。

らんちゅうを飼育したくなったら、さっそく金魚屋さんやペットショップに行ってみましょう。気に入ったらんちゅうをお店で購入してきたら早く自分が用意した水槽に入れて観賞したくなってしまいますが、ここはぐっと我慢が必要です。

らんちゅうを購入してきたら、らんちゅうが入っている袋や容器をそのまま用意した池や水槽に浮かべておきましょう。

水温の差がなくなるまで(1度以内)30分程度、早くても20分はそのままにしておきます。水温差が分かりにくい場合は水温計を使うと正確に判断できますよ。

水温を合わせたら、水質を合わせます。らんちゅうが入っている容器の中に、水槽の水を少しずつ入れていきます。10分おきくらいに2〜5回に分けて、容器の水の半分程度を目安に入れましょう。

ここまで終わったら、いよいよらんちゅうを水槽に移します。容器の水が汚れている場合は、水槽には入れない方が良いでしょう。

水槽に移したら、しばらくそのまま様子を見ます。餌を与えたいところですが、それもしばらく我慢ですよ。

新しい環境に入ってすぐに餌を与えると病気の原因になる場合があるので、4、5日間は何も与えてはいけません。最初に餌を与える時は少なめにし、少しずつ量を増やしていきましょうね。

先にお家で飼育しているらんちゅうがいる場合、新しく購入してきたらんちゅうはしばらく別の水槽で飼育した方が良いでしょう。

病気を持っていた場合の感染予防の為ですが、らんちゅうに多い「エラ病」は空気感染する場合もあるので、水槽は離れた場所に置いておきましょうね。

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